大谷翔平の新契約は“1449億円”規模も 急上昇に米メディアも騒然「想像がつかない」
ジャイアンツの地元メディアが大谷の新契約を予想
今オフにFAとなるエンゼルス・大谷翔平投手の新たな契約条件は、天文学的な規模になりそうだ。米国のメディアが報じる金額は日々大きくなり続け、ついには10億ドル(約1449億円)という声まで上がっている。
ジャイアンツの地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」が9日(日本時間10日)に放送した「どのチームが今オフ、大谷獲得に参戦する?」という番組の中では、同局のアレックス・パヴロヴィッチ氏がこの疑問に答えている。
大谷がメジャーに移籍した2017年オフに“最終候補”に選ばれたのはエンゼルス、カブス、ドジャース、パドレス、ジャイアンツ、マリナーズ、レンジャーズの7球団だと紹介した上で「紹介してくれたリストにある全てのチームにチャンスがある。(シーガー、セミエンの獲得などで)大金をつぎ込んでいるレンジャーズですらオールインの状態なので、(獲得を狙う)リストに入るだろう。カブスはここ2年、FA市場で消極的だったから、動くかもしれない。ジャイアンツもそうだ」とした。
ただ、契約内容については「どういう数字になるか想像がつかない」と困惑の声を上げる。「5億ドル(約725億円)と言っていたが、今となっては6億ドル(約869億円)、7億ドル(約1014億)という報道がでている。先日、誰かが私に10年10億ドル(約1449億円)と言ってきた。適切な提示額だろうか? 誰も経験したことのないことだから、わからない」と、前代未聞の規模になると予想している。
先のリストには含まれていないが、ニューヨークの2球団の動きも注視している。「メッツのスティーブ・コーエンオーナーも、大金をはたくのを恐れない。ヤンキースも。西海岸を希望しているという噂があるけど、彼の本心は誰もわからない。そして、契約も誰もわからない。不透明なことが多い」とした。
地元ファンの関心が集まる「ジャイアンツが獲得できるかどうか」については「(財政的に)獲得できるだろう。パーフェクトにフィットするし、弱点を補強してくれる存在になる。獲得レースに乗り出すだろうから、見守ろう。2位に終わることが多いチームだから、(大谷獲得レースを)1位で終わることができれば、素晴らしいことだ」と“レース”を勝ち抜くことに期待していた。
(Full-Count編集部)