仙台育英連覇狙う仙台育英、猛打爆発で2戦連続2桁安打 浦和学院に続き強豪・聖光学院も撃破

仙台育英・須江航監督【写真:小林靖】
仙台育英・須江航監督【写真:小林靖】

7回に4安打固め打ちで突き放す…盤石の試合運び

 第105回全国高校野球選手権は12日、阪神甲子園球場で大会7日目の4試合を行い、2年連続優勝を目指す仙台育英(宮城)が聖光学院(福島)を8-2で下して3回戦に進出した。1回戦では浦和学院(埼玉)を相手に19安打19得点の猛攻を見せた打線は、この日も2試合連続の2桁安打となる12安打。さらに自慢の投手陣が絶妙の継投で逃げ切った。

 仙台育英は初回「1番・中堅」の橋本航河外野手(3年)が三塁内野安打で出塁。1死一、三塁から「4番・右翼」の斎藤陽外野手(3年)の一ゴロが野選を誘い先制した。直後に同点に追いつかれたものの、2回には2死二、三塁から「3番・三塁」の湯浅桜翼内野手(2年)が中堅手と二塁手の間に落ちる適時二塁打を放ち、3-1と勝ち越しに成功した。

 先発の田中優飛投手(3年)が4回、聖光学院の杉山由朗捕手(3年)に右翼へソロ本塁打を浴び、続く三好元気外野手(3年)にも二塁打を許すと、須江航監督は湯田統真投手(3年)への交代を指示。浦和学院の初戦で4失点した湯田は後続を危なげなく抑えていった。

 打線は7回、1死二塁から湯浅が左翼線へ適時二塁打。さらに2死二、三塁から途中出場の濱田大輔外野手(2年)も左翼へ2点二塁打を運び、この回4安打で3得点。6-2とリードを広げた。9回にも2死二、三塁から湯浅が右前に2点適時打した。

(Full-Count編集部)

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