怒り狂う元HR王が「暗黒すぎる」 ベンチに飛び散る破片…ファンからは皮肉殺到
三振の判定にフラストレーションを爆発させたメッツのアロンソ
■ブレーブス 6ー0 メッツ(日本時間13日・ニューヨーク・Wヘッダー第2試合)
怒り狂った大砲が、ベンチで思わぬ“暴挙”に走った。見るからにフラストレーションの溜まった姿に、飛び散る破片……。ファンからは、「なんてこった」「悔しいよねぇ」「暗黒すぎる」などの同情の声と共に、“皮肉のこもった”コメントも殺到した。
“暴挙”に出たのは、メッツのピート・アロンソ内野手。12日(日本時間13日)に行われた本拠地ブレーブスとのダブルヘッダー第2試合の8回、三振に倒れてベンチに戻ると、自身のヘルメットを何度も叩きつけ始めた。初めは軽くだったが、次第にエスカレート。何度も叩きつけるとついにヘルメットが壊れ、破片が飛び散った。
2019年に53本塁打を放った元本塁打王は、今季ブレーブスとの因縁があった。6月6日(同6月7日)に対戦した際に22号を放つと、ベンチ内で相手投手を挑発し、その後死球を左手首に受けて一時、戦線離脱したこともあり、打率2割2分台の不振に陥っていた。この日の2試合も4三振ノーヒットに終わり、チームも連敗。不甲斐なさに我を忘れたのか、ヘルメットに“八つ当たり”してしまったようだ。
米スポーツ局「FOXスポーツ」が公式X(旧ツイッター)にこの動画を投稿すると、ファンもすかさず反応した。「ヘルメットを病院送りにしている」「悔しいよねぇ。メッツの主砲だもんね……」などの同情が寄せられる一方、挑発行為の時に叫んだとされる、「もう一回投げてみろ!」のフレーズも、アロンソへの皮肉も込めて大量に投稿されていた。