ルースが104年も保持した記録…大谷翔平が今季7回目の更新 異常な“上書きサイクル”
サラ・ラングス記者が紹介、大谷は自身の記録を何度も更新する状態に突入
■エンゼルス 2ー1 アストロズ(日本時間14日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が、自身の記録を何度も更新する状態に突入している。13日(日本時間14日)に敵地で行われたアストロズ戦で、9戦37打席ぶりとなる41号ソロを放った。米記者やデータ会社が、この一発で生まれた記録を紹介している。
1点リードの6回2死、第3打席で豪快なアーチを描いた。左腕のムシンスキーが投じた高めスライダーを捉え、打球はバックスクリーンへと吸い込まれた。打球速度110.2マイル(約177.3キロ)、飛距離448フィート(約136.6メートル)の特大弾。リーグ本塁打トップを独走し、シーズン56発ペースとなった。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、「(シーズン)10勝以上記録した投手で、その年最も本塁打を打った選手」を投稿。1918年にベーブ・ルースがマークした11本塁打を、昨季の大谷が34本塁打で大幅に更新。今季はすでに10勝&41本塁打に達し、自身の記録を7回も上書きしている状況だ。
また、同記者は「シーズン1完封以上記録した投手で、(そのシーズン)最も本塁打を打った選手」の上位3人を紹介。大谷は7月27日(同28日)に敵地で行われたタイガース戦でメジャー初完封し、一気に1位に躍り出ている。2位のルースは11本塁打のため、あと3本で4倍の差をつけることになる。
(Full-Count編集部)