大谷翔平の特大弾…直前にあった変化　元ロッテ監督が驚愕「バックスクリーン越えた」

レポーターのエリカさん「安っぽいホームランではありませんでした」

■エンゼルス 2ー1 アストロズ（日本時間14日・ヒューストン）

　元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏も、エンゼルスの大谷翔平投手に驚きを隠せない。13日（日本時間14日）に敵地で行われたアストロズ戦で、9戦37打席ぶりとなる41号ソロを放った。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のポストゲーム・ショーに出演したバレンタイン氏が、この一発を解説した。

　1点リードの6回2死、第3打席で豪快なアーチを描いた。左腕のムシンスキーが投じた高めスライダーを捉え、打球はバックスクリーンへと吸い込まれた。打球速度110.2マイル（約177.3キロ）、飛距離448フィート（約136.6メートル）の特大弾。リーグ本塁打トップを独走し、シーズン56発ペースとなった。

　バレンタイン氏「ダスティ（ベイカー監督）はショウヘイに左投手をぶつけてきました。なので、スタンスを少しだけ小さくしたように見えました」と、打席での変化を指摘。「フェンスを越え、バックスリーンも越えました！　そうです、緑のバックスクリーンを越えたのです。彼は華々しい選手です」と絶賛した。

　また、レポーターでお馴染みのエリカ・ウエストンさんも「ショウヘイはベストを尽くしました。盗塁でショー（の主役の座）を盗んでしまいました。マット・オルソンとのホームラン争いは、目が離せませんが、彼の数字はまた1つ増えました。安っぽいホームランではありませんでした」と伝えていた。

（Full-Count編集部）