エ軍指揮官、怒り爆発を反省「少し表してしまった」 大敗から一夜明け戻った笑顔

試合前に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
試合前に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

前日は0-12で大敗…ネビン監督は試合中に選手に喝も

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間16日・アーリントン)

 エンゼルスのフィル・ネビン監督は15日(日本時間16日)、敵地・レンジャーズ戦の試合前取材に応じ、前日14日(同15日)の試合中に怒りを爆発させたことを反省した。「(不満を)少し表してしまったことを全員知っているだろう。それくらいに留めておこう」自虐的に笑い、前を向いた。

 前日14日(同15日)の同カードでは、0-12で大敗を喫した。2回裏終了後に、ネビン監督がダグアウトで選手に喝を入れる場面もあったが、打線は先発シャーザーの前に1安打無得点に終わった。守りでも先発のサンドバルが3回途中5失点でKOされ、野手も3失策。試合後、「集中力の問題だ。試合開始直後のプレーからだ」「失望している」と唇を震わせながら、怒りをあらわにしていた。

 それから一夜明けたこの日、ネビン監督は普段と同じ表情に戻っていた。記者から前日の態度を問われると苦笑い。「(集中力が欠如したことは)ハッピーではなかった。でも、ここにいる選手たちは、今日戦う準備ができている」。チームは残り42試合でワイルドカードでの進出圏内まで7ゲーム差と厳しい状況だが、選手の奮起に期待した。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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