高校時代から「特別だったことは明白」 大谷翔平を追った米スカウトが明かす“秘話”

ドジャースのディーブル氏は2016年までRソックスのスカウトを務めた
エンゼルスの大谷翔平投手の高校時代を知るスカウトが“秘話”を明かした。米メディア「Audacy」のポットキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」で司会者ロブ・ブラッドフォード氏が、ドジャースのアジア太平洋地域スカウティング・ディレクターのジョン・ディーブル氏にインタビュー。同氏は2002年から2016年まではレッドソックスの環太平洋地域スカウティング・コーディネーターを務めており、花巻東時代の大谷を見てきた。
大谷が今まで見た中で最高の高校生投手だったかと聞かれたディーブル氏は「間違いない」とキッパリ。「高校生で100マイルを投げるのと、バックスクリーン越えの打球を打つのを同じ日に見た。当時から彼が特別だったことは明白だ。あまりにいい選手だ。信じられない」と懐かしんだ。
花巻東高も訪れるなど良好な関係を築いていたそうで「我々はコネクションがあったから大いに有利だったが関係なかった。いずれにせよ彼は日本球界に入るつもりだった。日本では過去にそういうこと(高校から直接米国入り)は一度も起きていない」と振り返る。
大谷だけでなく菊池雄星投手を送り出した花巻東には「東京のはるか北だが、キクチ、オオタニの母校だ。田んぼがたくさんある小さな田舎町の学校が、おそらくはメジャーで成功した屈指の日本人選手を輩出している」と驚いた。
(Full-Count編集部)
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