245億円男の驚異的な追い上げ… メジャー2冠の実力、大谷翔平から票奪い取る打棒
「打者パワーランキング」を更新、大谷は1位をキープした
MLB公式サイトは17日(日本時間18日)、「打者パワーランキング」を更新した。エンゼルスの大谷翔平投手が1位をキープしたが、前回4位で現在ブレーブスと8年総額1億6800万ドル(約245億円)の大型契約のもとでプレーするマット・オルソンが2位に浮上。前回2位だったロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が3位となった。
同サイトは「パワーランキングでオルソンがオオタニに迫る」との見出しで報じた。現在メジャートップの43発を放っているオルソンが急上昇。「エンゼルスの二刀流のスーパースターは依然として今週の打者パワーランキング1位だが、もはや満票ではない。MLB公式のパネリストから、オルソンは1位票をいくつか獲得し、僅差の2位だった」と説明するように、今回は大谷の圧倒的1位とはならず、勢力図に幾分の変化が見られたようだ。
今回のスタッツは16日(日本時間17日)までの試合を反映。1位の大谷は「ア・リーグトップの42本塁打で、OPS1.071はメジャートップ。自身がMVPを獲得した2021年シーズンに放った46本に近づいており、トロイ・グロースが2000年に記録したエンゼルスのシーズン最多本塁打記録の47本にも迫っている」と評された。
一方のオルソンは「MLB本塁打レースでオオタニを抜く43本を記録し、107打点もMLBトップ。なので、打者パワーランキングで追い上げていることは驚きではない。後半戦で既に14本塁打としており、(シーズン)58発ペースだ。60本を打てるだろうか?」と期待された。
(Full-Count編集部)