大谷翔平は「背中で引っ張る男」 地元局が称賛…チームに与える“好影響”
17日のレンジャーズ戦では全力疾走で2本の内野安打をもぎ取った
■エンゼルス 2ー0 レンジャーズ(日本時間17日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手の“全力疾走”に称賛の声が上がっている。16日(日本時間17日)のレンジャーズ戦で、は第1打席に42号ソロを放ったが、第2打席は三塁内野安打、第4打席は遊撃内野安打をマーク。地元放送局は、大谷がチームに与える“好影響”について力説した。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のポストゲーム・ショー。同局のアナリストを務めるデニー・ホッキング氏が「昨日、当時高年俸を手にしていた選手として知られていたカービー・パケットがスプリングトレーニングの試合で走っている動画をたまたま見ました。ショウヘイ・オオタニは彼を思い出させてくれます。ああいう打球を打ったら、(ヒットの)匂いがする。1秒30フィート(約9.1メートル)はエリートのスピード力です。マウンドでの投球は信じられませんし、打席でもえげつないことをします」とスピードを称賛した。
続けて「全力疾走しなくてもいい選手ですが、彼はリーダーで背中で引っ張る男です。こういう姿勢は、チームにいる若手選手全員にいい影響を与えます」とチームにもたらすものの大きさを強調した。
ホッキング氏は「彼は毎晩チームに勝つチャンスを与えてくれます。チーム最高の選手、いや球界最高の選手。(全力疾走する姿を見たら)チームメートは真似しないといけないと思うはずです」とも。これには同局のレポーター、エリカ・ウエストンさんも「ショウヘイと同じように(チームメートも)頑張らないといけませんね」と同調していた。