オリックスのリーグ3連覇は目前　カギ握る39歳守護神…OB明かす活躍の理由

オリックスOBの坂口智隆氏がリーグ3連覇を目指す古巣を分析

　リーグ3連覇に向けて死角はない。開幕から好調を維持するオリックスは現在2位・ロッテに7.5ゲーム差（19日時点）を付け、優勝マジック点灯も目前となっている。メジャー移籍した主砲・吉田正尚外野手の穴を全員でカバーし、シーズン前の不安を一掃する躍進。OBの坂口智隆氏も「昨年は確実に吉田選手と投手陣（のチーム）だったが、今年は野手の力が大きい」と、チームの成長を感じ取っている。

　今季のオリックス先発陣は山本由伸、宮城大弥、山崎福也、田嶋大樹らに山下舜平大が加わり、より強力な陣容となった。若手、中堅、ベテランのリリーフ陣も健在。打線も新加入の森友哉、育成出身ルーキーの茶野篤政、首位打者争いを繰り広げる頓宮裕真らの活躍が目立っている。

　坂口氏はFull-CountのYouTubeコーナー「坂口智隆の伸び代しかない！」で、リーグ3連覇に突き進む古巣・オリックスを分析。今季は日替わりでヒーローが生まれていることを指摘し「去年よりも今年の方が打線全員という感じがする。吉田選手の穴を全員で埋めている」と口にする。

　また、現役時代に共にプレーした平野佳寿にも言及。当時と変わらず現在も守護神を務める姿に「何歳までやるん?」と驚愕。39歳になっても活躍できる理由について「打たれても落ち込まない。切り替えが上手いし、姿勢がいい人は頼もしい」と語っていた。