千賀滉大が10勝目…日本投手8人目の1年目2桁勝利 7回1失点、マイコラスに投げ勝つ

カージナルス戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
カージナルス戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

日本投手のメジャー1年目2桁勝利は2016年の前田健太以来7年ぶり

■メッツ 13ー2 カージナルス(日本時間20日・セントルイス)

 メッツの千賀滉大投手が19日(日本時間20日)の敵地カージナルス戦で先発。7回を2安打5奪三振1失点で13-2の大勝に貢献し、メジャー1年目で10勝目(6敗)を挙げた。日本投手のメジャー1年目での2桁勝利は2016年の前田健太投手(当時ドジャース)以来7年ぶり、8人目となる。

 元巨人のマイコラスと投げ合った千賀は3回まで無安打の立ち上がり。4回にアレナドに一発を許したが、その後も安定した投球を続けた。一発の後に安打を許すも、続くオニールを併殺打。6、7回も無安打投球でカージナルス打線を退けた。マイコラスは5回途中7失点と崩れた。

 5年総額7500万ドル(約109億円)でメッツに加入した今季。開幕から先発ローテを守り、安定した投球を続けてきた。

 1995年にドジャースで野茂英雄が13勝をあげてから、石井一久、松坂大輔、高橋尚成、ダルビッシュ有、田中将大、前田健太に続く8人目のメジャー1年目での日本投手2桁勝利。右腕が大きな勲章を手にした。

【実際の動画】切れ味抜群…打者の腰を砕く千賀のゴーストフォーク

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