慶応・清原勝児、親子Vへ「最高の舞台を楽しみたい」 決勝進出に「本当に嬉しい」

準々決勝で代打で登場した慶応・清原勝児【写真:共同通信社】
準々決勝で代打で登場した慶応・清原勝児【写真:共同通信社】

決勝は選抜で敗れた仙台育英が相手「この夏、一番やりたいチームだった」

 第105回全国高等学校野球選手権大会は21日、甲子園で準決勝第2試合が行われ慶応(神奈川)が2-0で土浦日大(茨城)に勝利し103年ぶりの決勝進出を決めた。かつて西武、巨人で活躍した清原和博氏の次男・清原勝児内野手(2年)に出番は訪れなかったが「最高の舞台を楽しみたい」とコメントした。

 慶応は2回2死二塁の場面で9番・小宅雅己投手(2年)が適時二塁打を放ち先制に成功。1点リードのまま迎えた6回は2死三塁から8番・大村昊澄内野手(3年)が右前適時打を放ち、貴重な追加点をあげると2年生エース・小宅が7安打5奪三振の完封勝利を飾った。

 この日は出番なくベンチから声援を送った勝児は「本当に嬉しい気持ちがいっぱい。1日挟んでしっかりコンディションを整えて最高の舞台を楽しみたい」と語った。決勝の相手は選抜で敗れた仙台育英(宮城)に決まり「本当にこの夏、一番やりたいチームだったので楽しんで。ワクワクしている」と、リベンジを誓った。

 父・和博氏はPL学園(大阪)の主砲として甲子園に5季連続出場し通算13本塁打。2度の全国制覇を経験している。父と同じ決勝の舞台に立つことになり「甲子園の決勝の舞台に立てる人数は限られているので感謝して。メンバー外の思いも含めて戦いたい」と、決意を口にした。

 慶応は決勝戦で仙台育英に勝てば1916年の第2回大会(大阪・豊中球場)以来、107年ぶり2度目の優勝となる。

(Full-Count編集部)

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