アスレチックス、移籍した藤浪晋太郎が“チーム最多勝” 5勝で単独トップの悲劇
シーズン90敗、すでに移籍した藤浪の5勝に続くのが、3勝の惨状
オリオールズの藤浪晋太郎投手が、古巣でのチーム最多勝をキープしている。アスレチックスは20日(日本時間21日)、本拠地で行われたオリオールズ戦で1-12の大敗を喫し、30球団最速でシーズン90敗(34勝)に到達した。先発投手に勝ちがつかず、すでに移籍した藤浪の5勝に続くのが、3勝という惨状だ。
藤浪はアスレチックスでは34試合に登板(うち7先発)し、5勝8敗3ホールド、防御率8.57の成績をマーク。7月19日(同20日)に交換トレードでオリオールズに移籍した。移籍後は0勝0敗1ホールド1セーブ、防御率5.79と、新天地での初勝利はまだ掴めていない。
一方のアスレチックスは、借金56と低迷が続いている。勝ったゲームでも、先発投手が試合を作れずマウンドを降りるパターンがお決まり。在籍している投手では、先発のブラックバーンとメディーナ、守護神のメイがトップの3勝を記録している。残り38試合で、彼らが藤浪の5勝を上回れるのだろうか。
(Full-Count編集部)