侍ジャパンU-18、メンバー20選手発表 花巻東・佐々木、広陵・真鍋は選出されず
馬淵監督「日本のマナーや野球への取り組み方を世界に発信していきたい」
NPBエンタープライズと日本高野連は22日、31日から台湾で開催される「第31回 WBSC U-18 ワールドカップ」に出場する選手20人を発表した。1年時から注目を集めていた花巻東・佐々木麟太郎内野手(3年)、広陵・真鍋慧内野手(3年)らは選外となった。
慶応・丸田湊斗外野手(3年)や仙台育英・高橋煌稀投手(3年)、沖縄尚学・東恩納蒼投手(3年)ら、第105回全国高等学校野球選手権記念大会を沸かせた選手らも選出された。ほかにも大阪桐蔭・前田悠伍投手(3年)らの名前も。投手が9人、捕手が3人、内野手が5人、外野手が3人の内訳となった。
馬淵史郎監督は「昨年ワールドカップを経験させてもらい、改めて日本の勝機は投手を中心とした守りと走力を最大限活かした緻密な野球の実践にあると実感しました。選手委員の方々には、私が目指す野球を十分に理解してもらい、最終的な20名を選考していただきました。日本のマナーや野球への取り組み方を世界に発信していきたい。短期間でチーム力を上げるため、選手と積極的にコミュニケーションを図り、スタッフ、選手が一体となり、全国の野球部員を代表して戦うという誇りを持って大会に臨みます」とコメントした。