巨人、走者に送球が当たり一塁ベンチに入る“珍事”　積極走塁が実り2点を返す

丸が本塁へスライディングすると、体に送球が当たってベンチへ

■巨人 ー ヤクルト（22日・東京ドーム）

　巨人は22日、本拠地でヤクルトと対戦し、3点を追う6回に思わぬ形で2点を返した。2死一、二塁の場面で大城が中安打を放ち、二塁走者の丸が一気に本塁に突入した。その際、送球が体に当たりボールが一塁ベンチの中に入り、ボールデッドに。二塁を回っていたブリンソンに2個の安全進塁権が与えられた。

　6回2死一、二塁の場面で大城卓三捕手が中前打を放つと二走の丸が本塁に生還した。中堅の山崎の送球が丸の臀部付近に当たりボールが転々とすると、そのまま一塁ベンチに入った。試合は一時中断し、審判団が集結。一走のブリンソンがボールデッド時に二塁を回っていたため、2個の安全進塁権が認められ、もう1点を返した。

　直後の2死二塁の好機で、ドラフト1位の浅野が代打コールされ、球場のボルテージは最高潮となったが見逃し三振に倒れ、同点とはならなかった。