慶応、初回に2点先制…大応援で“異様な雰囲気” 外野席まで肩を組み「若き血」合唱

甲子園は23日、慶応-仙台育英の決勝が行われる
甲子園は23日、慶応-仙台育英の決勝が行われる

初回の攻撃が始まると、アルプスから大音量の応援がスタート

 第105回全国高等学校野球選手権大会は23日、阪神甲子園球場で仙台育英(宮城)と慶応(神奈川)の決勝が行われた。今大会、大応援団にも注目が集まる慶応のアルプススタンドは、この日も満員。初回からボルテージは最高潮で、選手たちを後押しした。

 1番打者・丸田の名前がアナウンスされると、外野スタンド、内野スタンドからも拍子が起こり、場内が異様な雰囲気に包まれた。

 応援は、お決まりの「若き血」のからスタート。丸田が右翼スタンドへ先頭打者弾を放つと、三塁内野席、左翼スタンドのファンが肩を組んで合唱した。その後、2死一、三塁から渡辺が遊撃と中堅の前に落ちる適時打を放って2点目を奪った。その裏の守備でも、1つのアウトを取るたびに大きな拍手と歓声が上がった。

 慶応は1916年の第2回大会以来、107年ぶりとなる優勝を目指す。

(Full-Count編集部)

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