レンドン代役が今季絶望、兜係は戦力外 24億男は健闘…エ軍野手補強“答え合わせ”

エンゼルスのブランドン・ドルーリー(左)とハンター・レンフロー【写真:ロイター】
エンゼルスのブランドン・ドルーリー(左)とハンター・レンフロー【写真:ロイター】

レンドンの代役として期待されたウルシェラが今季絶望、ドルーリーは健闘

 エンゼルスは126試合を終えて61勝65敗の借金4、ポストシーズン進出が厳しくなってきている。残り36試合となり、選手たちの今季の成績もある程度は見えてきた。ここでは、シーズン前の野手陣の補強はうまくいっていたのか、現時点での答え合わせをしてみたい。

 まずは、FAで獲得したブランドン・ドルーリー内野手とブレット・フィリップス外野手だ。ドルーリーには2年1700万ドル(約24億7200万円)を費やし、野手の目玉だったと言えるだろう。今季は途中離脱こそあったが、OPS.801と健闘。キャリアハイだった昨年と同じ水準だ。

 フィリップスは第4の外野手として獲得。出番こそ少なかったが、兜を被せる係を務めるなど、好調時のベンチを盛り上げた。5月20日(日本時間21日)にDFA(事実上の戦力外)となり、現在はマイナー3Aでプレーしている。

○ブランドン・ドルーリー(パドレスからFA加入)
2022:138試合、打率.263、28本塁打、87打点、OPS.813
2023:91試合、打率.269、18本塁打、55打点、OPS.801

 トレードで獲得したのは、ハンター・レンフロー外野手とジオ・ウルシェラ内野手。レンフローは離脱していない点は評価できそうだ。一方、昨季から長打率を落としている。ウルシェラは6月15日(同16日)に左骨盤を骨折し今季絶望。故障がちなレンドンの代役として期待されたが、結局どちらも離脱した。

○ハンター・レンフロー(ブルワーズからトレード加入)
2022:125試合、打率.255、29本塁打、72打点、OPS.807
2023:118試合、打率.244、18本塁打、52打点、OPS.739

○ジオ・ウルシェラ(ツインズからトレード加入)
2022:144試合、打率.285、13本塁打、64打点、OPS.767
2023:62試合、打率.299、2本塁打、24打点、OPS.703

(Full-Count編集部)

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