慶応・清原勝児、地元凱旋に笑顔 父・和博氏から祝福も「おめでとうという言葉を」

グラウンドで取材対応を行った慶応・清原勝児【写真:徳原隆元】
グラウンドで取材対応を行った慶応・清原勝児【写真:徳原隆元】

決勝の仙台育英戦では6点リードの9回に代打で登場し四球を選んだ

 第105回全国高校野球選手権で1916年の第2回大会以来、107年ぶり2度目の優勝を果たした慶応(神奈川)が25日、神奈川県内の同校グラウンドで取材対応を行った。西武、巨人などで活躍した清原和博氏の次男・清原勝児内野手(2年)は「このチームで慶応日本一を獲りたいと思っていた。このチームで日本一になれたのが嬉しい」と喜びを語った。

 清原は今大会3試合に代打として出場。名前がコールされる度に、場内は大歓声に包まれた。北陸(福井)戦では捉えた当たりも左飛、沖縄尚学戦では投ゴロに倒れ、打者一巡して回ってきた第2打席では三ゴロだった。

 8-2で勝利した決勝・仙台育英戦では、6点リードの9回に代打として登場し、四球を選んだ。代走が送られ退く際には、大きな拍手が送られた。父・和博氏は1983年、1985年と夏の甲子園を制覇しており、“親子V”を成し遂げた。

 父・和博氏には、決勝翌日の昼に会ったといい「『おめでとう』という言葉をかけてもらいました」と話した。甲子園では打席に入るたびに大きな歓声を受けて注目されたが「『よく頑張った』と言っていただいてうれしかった」と表情を緩めた。

 慶応ナインの地元凱旋には、テレビカメラ12台、90人を超える報道陣が集まった。

(Full-Count編集部)

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