大谷翔平、1月から“無休”の異次元さ…アナリストが警鐘「我々は理解していない」
「MLBネットワーク」のハロルド・レイノルズ氏が“休みなし”の大谷に賛辞
エンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、右肘内側側副靭帯の損傷が判明し、今季の投手としての出場が終了した。日米に衝撃を与えたニュースは、例年より早い3月から二刀流としてフル回転を続けた“代償”だったのだろうか。米国のアナリストも、大谷の長いシーズンについて言及している。
米メディア「MLBネットワーク」でアナリストを務める1987年のア・リーグ盗塁王ハロルド・レイノルズ氏が、大谷の今季の活躍について「彼が全く休まなかったことを、我々は理解していません」と言及した。話はシーズン開幕前に行われたWBCに遡り、「彼は3月に100マイル(約160.9キロ)の球を投げていました。その状態に持っていくためにやる必要があること。それはトレーニングです。1月にトレーニングに励む映像を公開していました」と、急ピッチでの調整を進めた大谷を評価した。
熱弁はこれだけで止まらず、「『10月にどこが世界一になろうが関係ない、これがワールドシリーズだ!』と言わんばかりにですよ。3月にこんな投球をする選手はいません」と、大車輪の活躍で侍ジャパンを世界一に導いた二刀流の躍動を賞賛していた。
1月のトレーニングからここまで約7か月。休みなく自身の鍛錬に励む姿に、トップレベルを知るレイノルズ氏も感銘を受けていた。二刀流という、野球界最大のロマンの継続を夢見ながらも、世界中の野球ファンが大谷翔平が万全でプレーすることを望んでいる。
(Full-Count編集部)