大谷翔平の“ビジョン破壊”は「怪我するかと」 目の前で衝撃音…敵ファンが感じた恐怖
右翼席で観戦したメッツファン「オオタニを見るためだけに観戦」
■メッツ ー エンゼルス(日本時間27日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で球場の右翼席のビジョンを破壊する超特大ファウルを放った。目の前で観戦していたカンタラさん親子は「衝撃音がしました。もし、打球が直撃したら、怪我するのではないかと心配でした(笑)」と恐怖を語った。
メッツファンのマイケル・カンタラさんとその息子のアンソニーさん、マシューさんはこの日、右翼2階席で観戦していた。初回の第1打席、大谷の打球は惜しくも右翼ポールの右側を通りファウルとなったが、打球はビジョンを直撃。当たった部分は破壊され、光らなくなった。
目の前に飛んできた大谷の打球。「バットに当たった瞬間、私たちの方に来ていると感じました」。打球は惜しくも手前のビジョンを直撃し、「キャッチできるチャンスがあると思いましたが、1.5フィート(約46センチ)届きませんでした」と残念がる。それでも当たった時の衝撃はすさまじく、「手に当たるか心配でした」と息子のアンソニーさんはヒヤリと汗をぬぐった。
シーズンシートを買うほどのメッツファンだが、「私たちはオオタニを見るためだけに観戦しに来ました」と話す。2日連続の観戦だという。今オフFAになる二刀流に、「メッツが獲得してくれることを期待しています」と最後はラブコールを送っていた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)