大谷翔平、キャリア初の快挙…WARで10.0に到達 2位以下に大差つけ“独走”

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2位はベッツの7.1、3位はアクーニャJr.で6.4

 エンゼルスの大谷翔平投手が、打撃や走塁、守備、投球を総合的に評価して貢献度を表すセイバーメトリクスの指標「WAR(Wins Above Replacement)」で自身初の10.0に到達した。米ベースボール・レファレンスによる算出で、他の選手を大きく引き離す数値だ。

 大谷は今季ここまで打率.307、44本塁打、92打点、19盗塁、OPS1.084。本塁打とOPSでトップを走る。右肘靭帯損傷が判明したため今季残り試合での登板はないが、投手では10勝5敗、防御率3.14、167奪三振。投打二刀流で活躍を続け、故障後も指名打者で出場しており、WARも積み上がっている。

 大谷に次ぐのはドジャースのムーキー・ベッツで7.1、3位はブレーブスのロナルド・アクーニャJr.で6.4。大谷がいかに貢献しているかが分かる。

 米ベースボール・レファレンスによる大谷のWARは2021年が8.9で1位、昨年が9.6で2位だった。数字はどこまで上がっていくだろうか。

(Full-Count編集部)

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