大谷翔平のスピードは1406盗塁のレジェンド級 地元局も驚愕「あっという間に三塁へ」
大谷翔平は4回に二盗、三盗を相次いで決めた
■エンゼルス 5ー3 メッツ(日本時間27日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数2安打2四球2盗塁と躍動し、勝利に貢献した。四球で出塁した4回に二盗、三盗に相次いで成功し、今季盗塁数は19に。エンゼルスの地元放送局はMLB最多の1406盗塁をマークしたリッキー・ヘンダーソン氏になぞらえて、そのスピードを称賛している。
大谷は4回2死の第3打席で四球を選ぶと、続くドルーリーの初球で二盗を成功させた。お腹に送球が直撃するアクシデントがあり、少しうずくまるも大事には至らなかった。さらに三盗にも成功。今度は投手のモーションを完全に盗み、捕手は送球できなかった。
圧倒的なスピードに、エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」からも驚きの声が漏れた。実況のウェイン・ランダッゾ氏は「今シーズン19個目の盗塁です。トレイ・ターナー(フィリーズ)のスライディングと似ています」と評した。
解説のマーク・グビザ氏は「リッキー・ヘンダーソンのようです。歩かせたり、死球を与えると、あっという間に三塁へ行ってしまいます。三塁打のようですね。ノーチャンス。彼の速さに尊敬の念を抱いています」。通算1406盗塁のヘンダーソン氏になぞらえ、最大級の賛辞を送った。
(Full-Count編集部)