12死球にブチギレ…因縁対決また“いざこざ”　153キロ一直線に米憤慨「心底ウンザリ」

カウント3-1から153キロが一直線、アロサレーナがブチギレて乱闘寸前に

■レイズ 7ー4 ヤンキース（日本時間28日・セントピーターズバーグ）

　因縁の対決で、また乱闘寸前の騒ぎが起こった。27日（日本時間28日）にレイズの本拠地で行われたヤンキースとの一戦で、死球を受けたランディ・アロサレーナ外野手がエキサイト。一度は収まったが、三盗後にまた両軍が飛び出して騒然となった。繰り返す死球に「心底ウンザリだ」との声があがっている。

　レイズ2点リードの8回、先頭のアロサレーナがカウント3-1から死球を受けた。体に向かって一直線に投じられた95.5マイル（約153.6キロ）のシンカーに、アロサレーナは2回目だぞというジェスチャー。両軍が飛び出して一度は収まったものの、アロサレーナが三盗を決めるとまた揉み合いになった。

　MLB公式サイトのヤンキース番、ブライアン・ホック記者は、ヤンキースの投手がレイズの打者に当てた死球は、今季12回目になると指摘。地元放送局「バリースポーツ・サン」ら複数の米メディアが両軍の間で起きたいざこざ映像をX（旧ツイッター）で紹介すると「投手と監督を退場にする必要がある」「この2チームには歴史がある」「何じゃこりゃ」との声が寄せられている。