153キロが頭部直撃「恐ろしい瞬間」 吹っ飛ぶヘルメット…ガム噛む投手「最悪だ」
レイズとヤンキースはたびたび“死球騒動”が勃発
■レイズ 7ー4 ヤンキース(日本時間28日・セントピーターズバーグ)
レイズのアイザック・パレデス内野手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたヤンキース戦の5回に、頭部に死球を受けた。場内には高い音が響き、ヘルメットは勢いよく転がった。場内は不穏な空気に包まれ、地元放送局も「恐ろしい瞬間」と伝えた。
レイズは4回の守備で、ヤンキースのペラザに手元への死球を与えていた。その“報復”かは不透明だが、5回2死一、二塁から95マイル(約152.9キロ)のシンカーがパレデスの頭部へ。トレーナー、監督が無事を確認してプレーは続行したが、グラウンドには不穏な空気が流れた。
メジャーリーグでは謝らないのが一般的で、マウンドのハミルトンは表情を変えずガムを噛んでいた。レイズの地元放送局「バリースポーツ・サン」がX(旧ツイッター)に「恐ろしい瞬間」と動画を公開すると、「最悪だ!」「ヤンキースには嫌気が差すね」「1球目とはクレイジーだな」「キャッシュマンよ、君のところのマイナーリーガーはうまく機能してないな」とコメントが寄せられていた。
その後は6回にアランダが死球を受け、8回にはアロサレーナが腰への死球に怒りを露わにして一触即発となる場面があった。初回のバサベに対する1球も含め、レイズはこの日4つの死球を受けた。