日本の拍手に「感動した」 後輩がリベンジを…台北訪れた豪州夫妻“思い出すWBC”
WBC日本ラウンドの盛り上がりに「感動した」
野球の力で世界は盛り上がっている。「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」が31日、台湾で開幕した。天母球場でオープニングセレモニーを終えると、開幕戦の台湾-オーストラリアが開始。オーストラリアから観戦に駆けつけたマーク夫妻も、温かい眼差しで球児たちを見守った。
今春に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は、オーストラリアの自宅のリビングで応援したマーク夫妻。3月12日に東京ドームで行われた侍ジャパン戦を振り返り「声が出たね。(7-1で)負けてしまったけど、とても興奮したよ。東京(日本)は盛り上がっていたと聞いたよ。(テレビを通じても)大きな声援や拍手が聞こえて感動した」と声を大にした
今大会は息子の応援で、台湾に駆けつけたと言い「彼ら(仲間)全員を応援している。数年後、大学に行ったり、上の世界(プロやナショナルチーム)で戦う選手が必ず出てくる。良い大会になればいいね」とサムアップポーズだ。
オーストラリアは今大会、グループAを戦う。侍U-18代表はグループBとあり、対決するとなれば7日から開催予定のスーパーラウンドからになる。マークさんは「いつもメジャーリーグを見て勉強しているけど、日本や韓国の野球レベルが高いことも十分、知っている。お互い、頑張れたらなと思うよ。日本も頑張ってほしい。オーストラリアも負けないよ」。熱戦の続きは“後輩たち”に託された。
(真柴健 / Ken Mashiba)