エ軍、放出5選手の移籍先が決定 ムーアら3投手はガ軍へ、グリチックは残留…各球団発表

レンフローはレッズ、リオンはマリナーズが獲得
大谷翔平投手の所属するエンゼルスがウェーバー公示にかけていた主力5選手の移籍先が決まった。ルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペス、マット・ムーアの3投手はガーディアンズに移籍する。ハンター・レンフロー外野手はレッズ、ドミニク・リオン投手はマリナーズへ移る。31日(日本時間9月1日)に移籍先の球団がそれぞれ正式発表した。エンゼルスからウェーバーにかけられていた選手のうち、ランダル・グリチック外野手のみ残留する。
トレード市場で“買い手”に回ったエンゼルスは、ジオリト、ロペスをホワイトソックスから獲得。グリチックをロッキーズからトレード獲得するなど積極的な補強に動いた。しかし、8月に入りチームは大失速。月間8勝19敗でワイルドカードでのプレーオフ進出圏内からは11.5差に広がっていた。
エンゼルスからウェーバーにかけられた6選手は今オフにフリーエージェント(FA)になる。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者よると、チームは約570万ドル(約8億3000万円)を節約。来季を見据えてチーム解体し、若手育成に舵を切る。
(Full-Count編集部)
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