大谷翔平欠場のエ軍、今季初の2桁借金10 右脇腹の張り…穴埋められず4連敗

試合前にフリー打撃を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
試合前にフリー打撃を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「2番・指名打者」で出場予定も右脇腹の張りでスタメン外れる

■オリオールズ 6ー3 エンゼルス(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・オリオールズ戦を右脇腹の張りで欠場した。欠場は5月2日(同3日)の敵地カージナルス戦以来、108試合ぶり。チームは4連敗で借金は今季初の2桁となる10に膨れ上がった。オリオールズ・藤浪晋太郎投手の登板はなかった。

 試合前には代理人のネズ・バレロ氏が会見し、右肘の内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン=TJ手術)を受ける可能性などについて、選択肢を検討中であることを明かしていた。「戻ってきて二刀流を続けることに、彼は一切の迷いはない」とも話していた。

 この日、当初は「2番・指名打者」で出場予定だった。試合前には、約2か月ぶりとなる屋外フリー打撃を行ったが、途中でハーフスイングをした際にバランスを崩し中断。顔をしかめてベンチ裏に戻っていた。その後、球団から「右脇腹の張り」で先発出場を回避することが発表された。

 チームは2回に1死二塁でモニアックの右中間二塁打で先制したが、3回無死一塁でヘイズに左翼へ適時二塁打を浴び同点に。1死二塁でマウントキャッスルに右前適時打、2死一、三塁からヒックスの右前適時打で勝ち越しを許した。さらに、7回にはレイエスがヘンダーソンに3ランを被弾。4連敗で借金は10に膨れ上がった。

(Full-Count編集部)

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