侍U-18、オランダに1点差負けで5連勝逃す グループB2位で7日からのスーパーRへ
5回2死二塁の同点機で丸田がチーム初安打も本塁憤死
高校日本代表「侍ジャパン」は5日、台湾(台北)で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」でオランダに0-1で敗戦。オープニングラウンドのグループBを4勝1敗で終え、2位で7日からのスーパーラウンドに向かう。
先発した高橋煌稀投手(仙台育英)は4回4安打1失点と試合を作った。唯一の失点シーンは3回1死一、二塁。オランダの1番・ウィレムにレフトへ打球を運ばれた。左翼手の橋本航河外野手(仙台育英)が懸命にバックホームするも、二塁走者のフランカが果敢にヘッドスライディングを決めて本塁はセーフの判定に。馬淵史郎監督がリプレー検証を求めたが、判定は覆らず。今大会5試合目で、初めてリードを許した。
あと1歩、及ばなかった。5回2死二塁から「7番・中堅」でスタメン出場した丸田湊斗外野手(慶応)がライトへチーム初安打を放った。二塁走者の中山優月投手(智弁学園)が三塁を回るも本塁憤死。同点とはならず、オランダバッテリーの雄叫びがスタジアムに響いた。
これで侍U-18代表はオープニングラウンドのグループBを4勝1敗で終えた。3日のアメリカ戦に勝利したが、オランダとともに4勝1敗で3チームが並んだ。大会規定により、侍U-18代表はグループBの2位に。悲願の世界一へ、7日から始まるスーパーラウンドでは負けられない。
(Full-Count編集部)