侍U-18、宿敵・韓国に勝利 エース前田が4回0封&終盤に猛攻…悲願の世界一へ前進

韓国戦に7-1で勝利した侍ジャパンU-18代表【写真:荒川祐史】
韓国戦に7-1で勝利した侍ジャパンU-18代表【写真:荒川祐史】

6回には山田脩也のチーム1号で突き放す

 高校日本代表「侍ジャパン」は7日、台湾(台北)で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」スーパーラウンド初戦で韓国に7-1で勝利した。先発した前田悠伍投手(大阪桐蔭)が4回47球1安打無失点の好投。最速145キロの直球を武器に、韓国打線を寄せつけなかった。

 2回1死二、三塁から7番・知花慎之助外野手(沖縄尚学)が左翼手の頭上を越す2点適時三塁打などで3点を先制。前田に大きな援護をプレゼントした。6回には、山田脩也内野手(仙台育英)に今大会チーム1号が飛び出し突き放した。

 前田はテンポの良い投球で4回1安打無失点と試合を作った。3回1死から8番のイ・サンジュンに中安打を許すも、動じることなく無失点投球を続けた。前回登板はオープニングラウンドの3日米国戦。6回途中4安打無失点の好投で白星に貢献すると、中3日で臨んだ一戦でも力を見せつけ、救援陣にバトンを託した。

 韓国U-18代表は“バタバタ”のダブルヘッダーだった。6日に行われていたオープニングラウンド・グループAのプエルトリコ戦が、降雨のため中断。一夜明けた7日の午前中に試合を再開し、8-1で勝利した。韓国はグループAを2位で通過したため、14時40分(日本時間15時40分)から侍U-18代表との“決戦”に臨んだ。

 スーパーラウンド初戦を白星で飾った侍U-18代表は、8日にオープニングラウンドのAグループを3位で通過したプエルトリコと対戦する。悲願の世界一へ、白星を積み重ねる。

(Full-Count編集部)

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