馬淵監督「甲子園より応援が過激」 ミス連発も…四球に苦言「舞い上がってしまった」
馬淵史郎監督「疲れなのか、完全アウェーで舞い上がってしまったのか」
高校日本代表「侍ジャパン」は9日、台湾(台北)で行われた「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」で台湾とのスーパーラウンド3戦目に臨み、2-5で敗戦した。馬淵史郎監督は「疲れなのか、完全アウェーで舞い上がってしまったのか」と苦言を呈した。
勝敗に関係なく、10日の決勝戦に進める一戦だったが、課題の残る試合となった。初回に1点を先制したが、先発の高橋煌稀投手(仙台育英)が2者連続四球の立ち上がり。知花慎之助外野手(沖縄尚学)の落球も絡み、あれよあれよと3点を失い、試合を優勢に運ばれた。
試合後の取材に応じた馬淵監督は「1点取った後の先頭バッターのフォアボールはねえ」と切り出した。「やっぱり3回で1-5はきついですよ、7イニング制で。先頭バッターにフォアボールを出してしまうと結局、野手も流れが悪くなってしまうんですよね。ライトの落球も防げたんじゃないか」と話した。
さらに「ああいう流れになってしまうと、もうわっしょいわっしょいになるんですよね」と敗戦を受け止めた。「明日に向けてはいい経験だと思うんですよね。このアウェー感が経験できただけでも。明日すごいチケット売れてるらしい。甲子園より応援が過激。何とか明日雪辱したいですね」と力を込めた。