藤浪晋太郎、回跨ぎ完璧救援で7勝目 9月防御率0.00&11戦無四球…7連勝呼び込む
5回1死一、三塁で“火消し”成功…1回2/3を無安打無失点1奪三振だった
■オリオールズ 13ー12 Rソックス(日本時間10日・ボストン)
オリオールズの藤浪晋太郎投手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたレッドソックス戦で今季7勝目を挙げた。1回2/3を無安打無失点1奪三振の完璧救援。これで4試合連続無失点となり、8月25日(同26日)以来の白星を手にした。
7-6の5回1死一、二塁のピンチに3番手で登板。最初の打者となったウォンの打席で重盗を決められ二、三塁とされるも、ウォンは浅い右飛でタッチアップを許さず。ベルドゥーゴは二ゴロで、一塁ベースカバーで転倒するもアウトのコールにグラブを叩いた。“火消し”に成功して流れを引き寄せると、直後に味方打線が2点を奪ってリードを広げた。
イニング跨ぎとなった6回は、デバースとターナーをいずれも三ゴロ。最後はカサズを100.5マイル(約161.7キロ)の速球で空振り三振に仕留め、3者凡退で切り抜けた。これで11試合四球がなく、9月はいまだ自責点ゼロで、防御率は7.15となった。チームは逆転勝ちで7連勝。好調のチームを藤浪が支えている。
レッドソックスの吉田正尚外野手は「5番・左翼」で先発出場していたが、対戦はお預けとなった。吉田は6打数3安打で、9試合ぶりの1試合3安打をマーク。打率を.293に上げた。