侍U-18丸田「世界一と日本一を獲れたの僕しかいない」 V会見で感慨「本当に幸せ者」
慶応107年ぶり甲子園制覇→世界一「本当にいい経験をさせてもらった」
台湾(台北)で行われた「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」を制し世界一となった高校日本代表「侍ジャパン」が11日に帰国。馬淵史郎監督とコーチ、20人の選手たちが羽田空港で記者会見に臨んだ。丸田湊斗外野手(慶応)は「世界一と日本一を獲れたのは僕しかいなかったので、本当に最高の経験をさせていただいて本当に幸せ者だなと思います」と充実の表情を浮かべた。
今夏の甲子園では慶応の107年ぶり優勝に貢献し、侍ジャパンにも選出された。怒涛の夏を駆け抜け「密度が濃すぎて、まだ自分でも1つ1つ噛みしめられていないところがあるので、帰ってから存分に喜びを噛みしめたいと思います」と感慨深げだった。
丸田は大会序盤の4試合では打率.091と不振に苦しんだが、9日のプエルトリコ戦で2安打をマーク。決勝ではセーフティバントで出塁し、好走塁で決勝点をもぎ取った。最高の仲間と掴んだ世界一に「みんな明るくて優しくてまとまりがあって、野球だけじゃなくてこれが一生の友達になると思う。次のステップでも対戦することもいっぱいあると思いますし、本当に大切な仲間ができたのでずっと付き合っていきたいと思います」と笑顔を見せた。
(Full-Count編集部)