「なぜこんな仕打ちを」故障に落胆も…　復活意欲のバウアーに感動「苦しいはずなのに」

8月30日の阪神戦で負傷…自身のYouTubeチャンネルで想いを激白

　右腸腰筋遠位部損傷のため離脱中のDeNAのトレバー・バウアー投手が自身のYouTubeチャンネルを更新。故障時の率直な心境を明かした。最初は歩くこともままならず「かなりやばそう。今季は終わった」と絶望しながらも、怪我の原因を冷静に分析。最後は復帰に向け奮い立つ様子に、ファンも感銘を受けている。

　8月は6試合に登板して3勝1敗、防御率1.67をマークして月間MVPを受賞したバウアー。しかし同30日の阪神戦（甲子園）で負傷し、9月1日に出場選手登録を外れた。直後は右足をうまく動かすこともできず「なぜ僕がこんな仕打ちを受けるの？」と話すなど無念感が伝わってくる。

　それでもシーズンは残り1か月。サイ・ヤング賞右腕は「主人公は最後に勝たなければならないから、それしかないんだ。最後にはみんな幸せになって帰っていく。僕のシーズンは終わるかもしれないけど、それじゃ話にならない。僕は納得していない。簡単ではないけど。映画ではいつもそうでしょう。今年の僕は映画のようだ。だからこの先もついてきてくれ」と自身を鼓舞。復帰に向け強い意欲を示した。

　この思いに、ファンも「怪我で苦しんでいるはずなのに、何が原因なのか振り返って反省して研究してるの、凄すぎる……。全ての行動を無駄にしない。尊敬します」「すごいな……何をやったかを事細かく記録しているし日々研究しているからケガの心当たりを見つけることができる」「苦しいはずなのに怪我になるまでの過程を振り返ってるの凄いな」「バウアーは紛れもない主人公の1人」「復活する強い意志が感じられるVTRだったよ」「バウアーここで終わらないでくれ！」「また素晴らしいピッチングが見られる事を祈ってます！」とエールを送っていた。