大谷翔平の驚愕指標「170」 エ軍は苦戦続きも…データ裏付ける“勝負強さ”
重要度が最も高い場面での「wRC+」、2018年以降で大谷は3位となっている
野球では、勝負強い打者のことを「クラッチヒッター」と呼ぶ。エンゼルスの大谷翔平投手が、まさにそう呼ぶにふさわしい打者であることが、データに現れている。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」は、重要度が最も高い場面での「wRC+」が高い打者を紹介。2018年以降で大谷は3位となっている。
「wRC+」とは、打席あたりの得点創出の多さを平均的な打者を100とした場合のパーセンテージで評価する指標だ。さらに、すべての打席を重要度で分け、その最も高い場面での「wRC+」で、大谷は「170」という数字を残している。つまり平均的な打者の「1.7倍」の効率で得点を生産しているということだ。
1位はヨルダン・アルバレス(アストロズ)の「191」で、2位はカイル・タッカー(アストロズ)の「172」。4位以降はスターリング・マルテ(メッツ)、アレックス・ブレグマン(アストロズ)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)と続く。チーム低迷の中、大谷がいかに貢献してるのか浮彫になっている。
(Full-Count編集部)