マウンドへ走る「背番号24」のユニ 共に成し遂げたVに涙「何度見返しても泣ける」

阪神・梅野隆太郎(左)と岩崎優【写真:小林靖】
阪神・梅野隆太郎(左)と岩崎優【写真:小林靖】

岩崎は横田さんのユニホームを持って胴上げ

■阪神 4ー3 巨人(14日・甲子園)

 阪神は14日、18年ぶり6度目となるリーグ優勝を決めた。ゲームセットとなり、マウンドに出来た歓喜の輪の中には、黄色いラインが入っていない「背番号24」のユニホームがあった。ネット上でも「何度見返しても泣ける」「喜んでるはず」と感動の声で溢れた。

 ユニホームは7月18日に脳腫瘍のため亡くなった横田慎太郎さんのもので、優勝の瞬間には同期入団の梅野がユニホームを持ち、マウンドへ駆けた。その後、同期入団で、この試合を締めた岩崎がユニホームを持ち、何度もスタンドに向かって掲げた。

 岩崎はこの日、横田さんの登場曲だった「栄光の架橋」が流れる中マウンドへ向かい、スタンドのファンも大合唱。胴上げでも岩崎がユニホームを持ち、一緒に宙を舞った。歓喜の輪に加わる横田さんのユニホームを見たネット上のファンは、「涙が止まらない」「横田ユニ持ってるの見て泣いた」「ユニを掲げてるん見て号泣」「横田選手のユニ、感動しました」「横田も天国で喜んでるかな?」と胸を打たれたようだった。

(Full-Count編集部)

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