山本由伸、45イニングぶりの自責点 “相棒”若月不在で今季初めて森とバッテリー

オリックス・山本由伸【写真:小林靖】
オリックス・山本由伸【写真:小林靖】

7月25日ソフトバンク戦の8回以来の自責点、3回に4安打を浴びて2点を失う

■オリックス ー 楽天(16日・京セラドーム)

 オリックスの山本由伸投手が16日、本拠地・京セラドームで行われた楽天戦に先発。3回に失点を許し、自責点がついた。山本の自責点は7月25日ソフトバンク戦の8回2死一、二塁から柳田に2点適時二塁打を許して以来、45イニングぶりとなった。

 本塁のバックアップに走った山本は、悔しげな表情を浮かべた。3回2死一、二塁の場面で楽天・浅村に左安打を許すと、二塁走者の小深田が本塁生還。ダッシュで本塁後方に向かっていた山本は奥歯を噛み締めていた。

 1-1と同点に追いつかれると、続く岡島に中前適時打を浴びて勝ち越しを許した。3回は4本のヒットを許して2失点。エースはベンチに戻り、厳しい表情で汗を拭った。

 9日の敵地・ロッテ戦では自身2度目となるノーヒットノーランを達成。NPB史上100度目の大記録を成し遂げていた。16日の試合は、今季山本登板時の全試合でマスクを被っていた若月健矢捕手が「特例2023」で出場選手登録を抹消。今季初めて森友哉捕手とバッテリーを組んだ。

 山本は試合前時点で14勝5敗、防御率1.26の成績を残していた。久しぶりの自責点となったが、3年連続の投手4冠へ、異次元の投球を披露している。

(Full-Count編集部)

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