浮き上がる153キロに「竜の未来を見てる」 マウンドでの“絶叫”が「カッコよすぎる」
育成出身ルーキーの中日・松山晋也が気迫の1球
■中日 1ー0 巨人(16日・バンテリンドーム)
中日の松山晋也投手が投じた“炎の1球”にファンがざわめいている。16日に本拠地で行われた巨人戦、1-0の8回に3番手でマウンドに登場。ピンチで巨人・大城から空振り三振を奪った1球に「絶対に逃げへんという気概」「竜の未来を見てる」「戦う顔してていいね」など、絶賛の声が上がった。
3球勝負を決めると、松山はマウンドで拳を握って絶叫した。1点リードの8回2死一、二塁。大城を2球で追い込むと、3球目は高めの直球を選択。渾身の153キロを投じると、松山は大声で叫んだ。
この1球を「DAZN」公式X(旧ツイッター)が映像で公開すると「炎の漢!松山」「かなり球が重いぞ、これは」「カッコよすぎる」など、ファンは歓喜の声を上げた。さらに「新人賞は(阪神の)村上やったとしても、特別賞くらいあげてもええと思う」と、今季ここまで29試合に登板して防御率0.94の育成出身ルーキーを称賛する声もあった。