藤浪晋太郎、1年目からPO進出決定…日本人一番乗り 7戦連続無失点で9月防御率0.00
地区首位を争うレイズ戦…1点ビハインドの9回に登板
■オリオールズ 5ー4 レイズ(日本時間18日・ボルティモア)
オリオールズの藤浪晋太郎投手が17日(日本時間18日)、本拠地で行われたレイズ戦で4試合ぶりとなる救援マウンドに上がった。2/3イニングで20球投げて1安打無失点、1奪三振1四球。最速は101.5マイル(約163.3キロ)だった。
1点ビハインドの9回に登板。先頭のアロサレーナを直球で空振り三振、続くロウには左中間への二塁打を浴びた。パレデスに対してはフルカウントから四球を与える間に三盗も許し、1死一、三塁に。続くアランダは一ゴロで本塁タッチアウトとし、2死一、二塁となったところで降板となった。
後を継いでマウンドに上がったカノが次の打者を打ち取り、藤浪は無失点となった。これで7登板連続で無失点。9月の防御率は0.00となっている。チームは9回に追いつくと、延長10回に1点ずつを取り合い、延長11回に犠飛でサヨナラ勝ち。地区首位を争うレイズとの4連戦カードを2勝2敗で終えた。
オリオールズはこの日、レンジャーズが敗れたことにより7年ぶりのプレーオフ進出が決定。今季日本人選手が所属するチームでは一番乗りとなった。試合後にはシャンパンファイトを行い、藤浪も大はしゃぎで喜んだ。