術式未公表でも契約に「大差ない」 大谷翔平に米敏腕記者が疑問「隠す必要ない」
ローゼンタール記者「いずれ他球団に教えないといけないので…」
エンゼルスの大谷翔平投手は、19日(日本時間20日)にロサンゼルス市内で右肘の手術を受けた。来季開幕には打者として間に合う見込みで、2025年に二刀流復帰を目指す。術式の詳細が明かされなかったことについて、米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は「隠す必要がない」と疑問を呈した。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。「どんな手術だったか公表しなかったことは興味深いです。いずれ他球団に教えないといけないので、隠す必要がないからです。その指示を出したのがオオタニの代理人かはわかりませんが、少し馬鹿げていると思います。トミー・ジョン手術なのか、ハイブリット手術なのか私たちは知りません。知っていることは、彼は開幕までに打者として戻ることを目標にしているということです」と話した。
大谷は今オフFAとなることから、去就にも注目が集まる。ローゼンタール氏は「開幕に間に合っても、5月1日(日本時間2日)になっても、(契約的には)大差ありません。彼と契約するチームは(復帰を)焦るべきではありません。なぜなら、おそらくオオタニと契約するチームは長期契約を結ぶからです。もう1か月かかるのであれば、かけるべきです。開幕までに間に合えば素晴らしいことですが、そうでなければ大したことではありません」。仮に復帰が遅れても契約には影響しないことを強調した。
(Full-Count編集部)