開き続ける大谷翔平との差… “ライバル”から早すぎる転落、NYで居場所失った男
28歳のアンドゥハーがもがき苦しんでいる
2018年にエンゼルスの大谷翔平とア・リーグ新人王を争ったパイレーツのミゲル・アンドゥハー外野手が“早すぎる転落”の野球人生を送っている。大谷は新人王を獲得した後、順調に成長を遂げてMLB屈指の選手となったが、アンドゥハーはもがいている。
アンドゥハーは今季、マイナーで開幕を迎え、4月29日(同30日)にメジャーに昇格。同日のダブルヘッダー2試合で2試合連発となる本塁打を放って計6打点を挙げるも、5月19日(同20日)にDFA(事実上の戦力外)となった。今季は2度のDFAを経て、9月1日(同2日)にメジャー契約を締結。苦しみながら、メジャーの舞台に食らいついている。
アンドゥハーは2019年5月にシーズン終了となる右肩の手術を受け、2021年7月には左手首を痛めた影響で長期離脱するなど、故障が目立つ。2018年は149試合に出場し、打率.297、27本塁打、92打点の成績を残して新人王投票2位に入ったが、翌2019年にはジオ・ウルシェラ内野手(現エンゼルス)に三塁の定位置を奪われた。その影響もあり、アンドゥハーは外野手に転向。2022年途中でヤンキースからパイレーツに移籍したが、定位置を掴めないでいる。
世界的スターまで駆け上がった大谷とは対照的な“転落”。アンドゥハーは、かつての輝きを取り戻したいところだ。
(Full-Count編集部)