鈴木誠也が20号に喜び「数字として残る」 9月7発量産、日本勢3人目の大台到達

20号を放ったカブスの鈴木誠也【写真:ロイター】
20号を放ったカブスの鈴木誠也【写真:ロイター】

「ここ最近はすごくいい場面で打ててる時もある。そこは評価できるのかなと」

■カブス 6ー0 ロッキーズ(日本時間23日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「6番・右翼」で先発出場し、3試合ぶりとなる20号を放った。日本選手では松井秀喜、大谷翔平に次いで3人目の大台到達。「もちろん数字として残るという面ではうれしいのもあります。でも打ってる場面というのもすごく大切になってくると思う。ここ最近はすごくいい場面で打ててる時もありますし、そこに関しては評価できるのかなと思います。特に数字の方は僕は意識はしてないですね」と振り返った。

 節目の一発は1点リードの4回無死一塁だった。右腕デービスのカットボールを左中間へ20号2ランを運んだ。「しっかり振れるカウントに持っていけたというのもありますし、その中でポイントを前にして打とうと思っていた。結果ホームランになりましたけど、いいスイングができたのかなと思います」。日本選手の右打者としては初の20号となった。

 初回2死満塁では左前へ先制適時打。6回の中前打と合わせて1試合3安打は今季11度目だ。ポストシーズン争いをする中で4打数3安打3打点と結果を出し、連敗ストップに貢献した。「今まで迷惑かけていた分を、なんとか挽回できるようにという思いでやってます。チームも残り試合が少なくなってきましたけど、たぶんこれからまた厳しい試合が続くと思うので、最後まであきらめず、チーム一丸となって頑張りたいなと思います」と前を向いていた。

(Full-Count編集部)

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