行ったり来たり…「なんだこりゃ」 球場混乱の“ドタバタ劇”は「面白いプレー」
二塁走者の浅村は岡島の右前打に三塁を回ったところで一度ストップも
■楽天 4ー1 日本ハム(23日・楽天モバイルパーク)
歓声、静寂、歓声、また静寂……。23日に楽天モバイルパークで行われた楽天-日本ハム戦で起きた“ドタバタ走塁”がファンの注目を集めている。幾度となくレーザービームを披露している万波の抑止力が効いたのか、行ったり来たりした結果、アウトに。ファンは「面白いプレーよな」「なんだこりゃ」「もしわざとやったら上手いな日ハム」「トラップに引っかかりましたね!」「これがファイターズが磨いたトリックプレーだ!」などと反応した。
4-1の7回2死二塁。岡島が放った打球は一、二塁間を抜けた。二塁走者の浅村は、右翼手・万波の強肩を警戒したのか三塁を大きく回ったところでストップ。慌てて三塁ベースに頭から戻った。
しかし送球が逸れて、三塁手・清宮がファウルゾーンに転がった球を追いかける。それを見て再び本塁を目指した浅村だったが、無念のタッチアウト。しばし膝をついたまま動けずにいた。ベンチに返る際に銀次から声を掛けられ、白い歯を見せている。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「送球それて再突入も…『ナンダカンダあって本塁アウトです!』」として映像を公開。楽天ファンからは「走塁への魂を感じた」「気持ちは伝わった! さすがキャプテン!」「怪我はしないでほしいなと思いつつ、こんな全力プレーをみせてくれたキャプテンかっこよすぎ」と浅村を称える声が上がった。