大谷翔平は1000億円失った…米番組で予想 右肘故障で「複雑な構造の契約になるかも」
「MLB Now」の司会者を務めるケニー氏、8年476億円と予想した
エンゼルスの大谷翔平投手の契約希望は、どれくらいになるのだろうか。最大で10億ドル(約1489億円)とも想定されていたが、右肘の手術の影響はあるのか、米メディアでも議論されている。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLB Now」で司会者を務めるブライアン・ケニー氏は、8年3億2000万ドル(約476億円)と大幅な減額を予想している。
同番組では、米メディア「The Ringer」のシニアエディターを務めるベン・リンドバーグ氏とトークを展開。ケニー氏は「私が彼をどうしても欲しいのなら、8年で年4000万ドル(約59億5000万円)のオファーをします。これはかなり寛大なオファーですよ。オーナー陣がこの男を連れてこいというのなら、8年3億2000万ドル(約476億円)の契約をオファーできる。これはかなりの大金です」と語った。
一方のリンドバーグ氏は「FA選手を掴むチームは、最高額を提示するチームになることがほとんどです。その額が行きすぎることもある。多くのフロント陣と話をしましたが、怪我をした後でも、4億ドルから5億ドルの範囲の予想でした。彼はDHだけでも球界最高の選手になる可能性がある」と指摘。ブランド価値なども考慮した上で、11年4億8000万ドル(約714億円)と予想している。
また、11年という長期契約を予想した一方、リンドバーグ氏は短期契約になる可能性にも触れている。「もう一度健康になって、二刀流スターになれることを証明させてください、そうしたらまたFA市場に出られる、と言うかもしれない。もしくは複雑な構造の契約に落ち着くかもしれない」と言及。契約破棄条項などがついたマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手を例に挙げている。
(Full-Count編集部)