年俸11億円も防御率6.10…エ軍35歳“消えたロッカー”　放出なら3億円に悲鳴「高額だ」

米メディアが速報「アーロン・ループのロッカーがなくなった」

■エンゼルス ー レンジャーズ（日本時間26日・アナハイム）

　エンゼルスは25日（日本時間26日）、本拠地でレンジャーズと対戦する。米メディアは試合前、アーロン・ループ投手のロッカーがなくなったことを伝えた。35歳の救援左腕は今季の防御率6.10で、負傷者リスト入り（IL）でシーズン終了している。2022年からの2年契約で、来季は球団側が選択権を持っており、このまま退団の可能性が高まったと言えるだろう。

　米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者は「アーロン・ループのロッカーがなくなった。彼は週末にIL入りをした。エンゼルスはループに対して（来季）オプション権を行使するか、200万ドル（約2億9800万円）でのバイアウト（契約を買い取ること）を選択できる」と解説。つまり放出する場合にも、金銭的な負担が必要になるということだ。

　2021年にはメッツで65試合に登板し、6勝0敗17ホールド、防御率0.95の好成績。オフにFAになり、エンゼルスと2年総額1700万ドル（約25億3000万円）で契約を結んだ。しかし、昨季は65登板で0勝5敗19ホールド、防御率3.84、今季は55登板で2勝3敗9ホールド、防御率6.10。ファンからは「このタイミングで？」「バイアウトですら高額だ」と嘆きの声があがっている。

（Full-Count編集部）