「胴上げじゃ当たり前」 続投の新庄監督が珍提案…悲願達成ならド派手パフォ復活?
小村社長の「エスコンフィールドで胴上げを見たい」に“待った”
日本ハムは27日、新庄剛志監督の来季続投を発表した。契約期間は2024年シーズン終了時まで。会見では“新庄節”を炸裂させ、リーグ優勝時に行われる胴上げに変わる新パフォーマンス考案をぶち上げた。
続投会見で、小村勝代表取締役社長兼オーナー代行の「優勝を目指してほしい。このエスコンフィールドで新庄監督の胴上げを見たいというファンはたくさんいますので、期待して来シーズンに向かっていけたら」という発言を聞いた指揮官はにやりと笑い、次の質問が来る前に自ら口を開いた。
「胴上げを見たいと言ってくださったんですけど、胴上げじゃちょっと当たり前すぎておもしろくない。違う形でちょっと、これから優勝した時にこういう形でやるよ、ということを考えているので、楽しみにしていてください。上から……いや、やめておきます(笑)」
新庄監督と言えば、現役時代からゴレンジャーに変身してみたり、天井から登場してみたりと数々のパフォーマンスで世間を沸かせた。監督1年目も、本拠地開幕戦で空飛ぶバイクに乗って登場するなどド派手なパフォーマンスを見せていたが、2年目の今季は“封印”。「優勝しか目指さない」と控えめに過ごしてきた。
しかし来季、優勝となれば話は別だ。“恒例”となっている胴上げでは飽き足らず、何か想像もつかないようなフォーマンスを見せてくれるかもしれない。それもこれも全ては、目標を成し遂げなければいけない。「来年も今年のような成績であればユニホームを脱ぐという覚悟で、死ぬ気で選手を成長させながら戦っていきたいと思います」と決意を込めた。
(町田利衣 / Rie Machida)