大谷翔平を凌駕した2人の天才 米記者も注目…打球の強さが示す“スターの本質”

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】

大谷翔平は約152キロで3位…上位2人も“記録”作った超一流選手

 シーズンも最終盤を迎え、熾烈なプレーオフ争いが繰り広げられているメジャーリーグ。各種メディアも今季の総括を始めているが、MLB公式のメッツ番記者が“ある数字”に着目している。今季のメジャーの平均打球速度トップ5を紹介し、エンゼルス・大谷翔平投手は3位にランクイン。大谷の上には、メジャーを代表する2人の“スーパースター”が名を連ねている。

 MLB公式のメッツ番を務めるアンソニー・ディコモ記者が自身のX(旧ツイッター)で、今季の平均打球速度の上位5人を紹介(インプレーになった打球が100以上)。ア・リーグトップの44本塁打を放った大谷は、94.4マイル(約151.9キロ)で3位となっている。

 2位はブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手。史上初の「40本塁打70盗塁」を成し遂げた25歳の平均打球速度は、94.7マイル(約152.4キロ)。驚異的な身体能力で魅了するプレースタイルがそのまま打球の強さにも表れている。

 そして1位に輝いたのはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手。昨季リーグ新記録の62本塁打を放った長距離砲は、97.5マイル(約156.9キロ)という驚異の数字を叩き出した。今季は故障で2度離脱も、シーズン終盤に猛チャージ。直近4戦で5発を放ち、37本塁打は大谷と7本差。残り4試合に大逆転への望みをかける。

 この数字はあくまで「平均値」。各打者とも110マイル(約177キロ)を超える打球を放つことも珍しくない。まさにボールが“火を噴く”ような一流選手のバッティングもメジャーリーグの大きな魅力といえる。

【実際の映像】あっという間にスタンドイン…アクーニャJr.の今季最速195キロの超速打球

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