打者もお手上げ「これは背番号51」 全て完璧…最高難度の好守が「ドンピシャだぜ!」
楽天・小郷がホームラン性の打球をキャッチ、打った森も天を仰いだ
■楽天 9ー5 オリックス(28日・楽天モバイルパーク)
楽天・小郷裕哉外野手が場内を沸かせる好捕を見せた。28日に本拠地で行われたオリックス戦の9回、森友哉捕手が放ったホームラン性の打球に対して、フェンス手前でジャンプしてスーパーキャッチ。このビッグプレーに「よう捕ったわ」「ドンピャだぜ!」と、称賛の声があがっている。
4点リードで迎えた9回、守護神・松井裕樹投手はオリックスの1番・森と対峙した。1ボールから投じたストレートを森はフルスイング。打球はグングンと伸び、そのままライトスタンドに着弾すると思われた。右翼の小郷は打球を追い懸命にダッシュ。フェンス手前から、全力でジャンプして左手を伸ばすと、ギリギリのところでボールをキャッチ。打った森も本塁打を確信するほどの当たりだったが、それを“強奪”する形に。森も天を仰いで、苦笑いを浮かべた。
この様子を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが動画で公開すると早速、「普段の守備は危なっかしいけど時々信じられないスーパープレーを見せてくれる」「これはさすがの森も笑うしかないw」と、極限の場面で生まれた好守を絶賛するコメントが集まった。
また、小郷が背番号「51」なことから、「エリア51」「これは背番号51にふさわしい」と、同じ右投げ左打ちで「51」を背負い、数多くのビッグプレーでファンを沸かせたイチロー氏を重ねる声もあった。