ピッチクロックの時短効果絶大 今季の平均試合時間は2時間40分、24分短縮…機構発表

MLBは大幅に試合時間が短縮された【写真:Getty Images】
MLBは大幅に試合時間が短縮された【写真:Getty Images】

2021年から30分、2022年から24分の短縮となった

 メジャーリーグ機構(MLB)は29日(日本時間30日)、今季の9イニング平均試合時間が2時間40分になる見込みと発表した。2021年から30分、昨季からは24分の短縮となる。

 今季から投球間の時間制限「ピッチクロック」を導入。投手は走者なしで15秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入る必要があると規定。打者は制限時間の残り8秒以内までに投球に備えなければならないう。違反すると投手にはボール、打者にはストライクが宣告される。また、牽制の回数も制限され、3度目に走者をアウトにしなかった場合はボークとなる。

 メジャーでは年々、平均試合時間が長くなる傾向があり、9イニングの平均2時間40分は1985年以来となる。今後は日本のプロ野球でも導入される可能性がある。

(Full-Count編集部)

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