延長タイブレークの激闘は横浜に軍配 秋季神奈川大会準決勝…東海大相模は選抜絶望的

タイブレークを制した横浜ナイン【写真:大利実】
タイブレークを制した横浜ナイン【写真:大利実】

強豪校同士の激突は延長タイブレークの末横浜に軍配

 高校野球の秋季神奈川大会準決勝が30日、サーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、東海大相模と横浜の強豪校同士の対決は、横浜が延長タイブレークの末に10-9でサヨナラ勝ち。敗れた東海大相模は、来春の選抜大会出場が絶望的になった。

 横浜は2回に8番・奥村頼人投手(1年)の右中間への2点適時三塁打で逆転。3回にも2点を追加して試合を優位に進めた。9回に5-5の同点に追いつかれ、延長10回には4点を勝ち越されたものの、最後は5点を奪い返してサヨナラ勝ちを収めた。

 東海大相模は3回に1番・和田勇騎外野手(2年)が弾丸ライナーで右翼席に飛び込むソロ。終盤に着実に追い上げ延長戦に持ち込んだものの、最後は無念の敗退となった。両校の対戦は2022年夏の神奈川大会決勝以来で、この時も東海大相模は横浜に0-1で敗れていた。今夏は県準決勝で慶応にコールド敗退。雪辱を期した秋だったが、2021年春の選抜以来の聖地出場は遠のく結果となった。

(Full-Count編集部)

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