3戦連続3奪三振…“怪物23歳”が「えげつない」 12球団No.1の異次元数値「13.23」

中日・松山晋也【写真:矢口亨】
中日・松山晋也【写真:矢口亨】

奪三振率「13.23」は救援投手では12球団No.1の数字

 育成出身の中日右腕・松山晋也投手の躍動が止まらない。29日の広島戦(マツダスタジアム)では打者3人から3者連続三振を奪う快投。これで、23日のDeNA戦(横浜)、24日阪神戦(バンテリン)と合わせ、ここ3試合3イニングで9奪三振という異次元の投球内容が続いている。

 2022年育成ドラフト1位で入団し、1年目の松山は今季、2軍の守護神として10セーブを挙げ、6月に支配下に昇格。ここまで1軍で34試合に登板し、最速156キロの直球を武器に、33回1/3を投げて17ホールド、49奪三振、防御率1.08の大活躍を見せている。

 広島戦では4点リードの8回に5番手として登板すると、先頭の西川を3球で追い込み、外角に威力抜群の直球を投げ込み空振り三振。続く堂林も155キロの直球で見逃し三振に斬った。最後のアウトも坂倉を内角への直球で空振り三振と、全ての三振をストレートで奪った。これで奪三振率は衝撃の「13.23」。この数字は全投手の中で佐々木朗希(ロッテ)の「13.35」に次ぎ2番目、リリーフ投手では12球団No.1の数字となった。(30イニング以上投げた投手)

 続く快投に、SNS上でも「えげつない」「なんで育成で取れたん?」「すごいよ、、、神か」「ほんとに素晴らしい」と絶賛されている。育成から這い上がった右腕の好投に今後も注目だ。

(Full-Count編集部)

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